私が20代後半の時(2017年頃)ですが、婚活バスツアーというイベントに参加したことがあります。
その頃は婚活始めたばかりの時期で、とりあえず面白そうだし行ってみよう!と軽いノリでチャレンジしてみました。
1人だと心細いので独身の女友達を誘って2人での参加です。
内容としては、バスで東京から千葉の方まで行って、海の見えるレストランで食事したり、山でハイキングをしたり、という内容です。
人数は20対20くらいでした。
その時の事を振り返って、婚活バスツアーの良かった点と微妙だと思った点について書いていきたいと思います。
これから婚活バスツアーに参加しようか迷っている方の参考になれば幸いです。
婚活バスツアー体験談
当日、友達と待ち合わせしてからツアーの集合場所へ向かいました。
東京駅に慣れてなくて、ちょっと迷子になったせいでギリギリの到着。
私たちで最後だったみたいです。(間に合って良かった!)
バスの前にスタッフさんがいて、名前を伝えると自己紹介カードと第一印象カード等の紙を渡されて「この座席に座ってください。」と案内されました。
ちょっと緊張しながらバスに入るとズラっと男女が並んでます。
一番最後に入ったからもうみんな座っててちょっと気まずかったです。
指定された席へ行くと、隣の席にはすでに男性が座ってました。
地味系の年上っぽい男性です。
自己紹介カードを黙々と書いています。
とりあえず挨拶だけして隣の席に座り、私も自己紹介カードを書くことに。
急いで書いたので雑な仕上がりになりました。
内容としては、職業とか趣味とか、好きな食べもの、休日の過ごし方、家族構成などの項目があったと思います。
一通り書いたところでバスが出発。
隣の人と自己紹介カードを交換して自己紹介をしていきます。
最初に隣になった男性は全然タイプではなく、自己紹介を聞いてもあまり耳に入ってきません。(ひどい)
超うわべだけで会話しつつサービスエリアにつきました。
サービスエリアで全員の男性と自己紹介するようです。
「え、サービスエリアでバスの中でやるの!?」とびっくりしました。
男性が1つずつ席を移動して、それぞれ5分間おしゃべりしていくという流れです。
ここで思ったのが、移動する時にバスで隣になった人が圧倒的に話す時間が長いということ。
サービスエリアに移動するまで結構時間ありましたからね。
なので移動の時に誰が隣になるかが、かなり重要だと感じました。
さて、男性全員との自己紹介がスタートして、1人目、2人目と進んでいきます。
5分間なので、自己紹介と質問をちょっとしてたらすぐ終わりです。
それが何人も続いていくので、正直5人目くらいから覚えきれなくなってきました。
一応、『〇〇番の人はメガネ、チェックシャツ、趣味登山』などメモを取っていたんですが、あとから見直した時に、メガネでチェックシャツで趣味登山の人が何人もいて誰が誰だか分からなくなっていましたw
20人と一気に自己紹介する機会なんてそうそうないので軽くパニックです。
そしてふと冷静になって窓の外を見ると、サービスエリアに来た家族連れの楽しそうな姿が見えて、「私何してるんだろ?」という虚しさがこみ上げてきました。
だってせっかくサービスエリアに来たのに、バスの中でひたすら自己紹介するってどういう状況なんだw
でもここまで来たら全力でやるしかありません。
必死にメモを取りつつ全員と自己紹介が終わりました。
正直その時点で「いいな」と思う人は居なかったです。
まぁ5分自己紹介しただけなので、何もわからないですよね。
最後に隣になった人と雑談しつつ目的地へ向かいます。
その人も全くタイプでもなければ、話も合わなかったので当たり障りのない会話をしてました。
そして目的地の海の見えるレストランに到着。
そこでランチを食べます。
座席は決まっていました。
席の近い人同士でおしゃべりしながら料理をいただきます。
何を話したのか覚えてませんが、やっぱり複数人で話した方が楽しいですね。
周りも和やかな雰囲気で良い感じでした。
ご飯を食べた後は少しフリータイムがあって、私は友達とアイスを食べました。
男性と話すとかはせず、ただアイスを食べるというw
何しに来た?という状態です。
アイスを食べてる時に男性2名が話しかけに来てくれたので、その人たちと少しおしゃべりしました。
その後また次の目的地へバス移動です。
男性がさっきの席から1席ずれる感じで、また隣の人が変わります。
そして、このくらいのタイミングで第一印象カードを記入して提出しました。
第一印象カードとは、参加者の番号がずらっと並んだカードで、「現時点でいいな」と思った人の番号をまるで囲みます。(何個つけてもOK)
私は正直その時点で「いいな」と思う人は居なかったので○は1つも付けずに提出しました。
そんなこんなで次の目的地の山へ到着。
グループに分かれてハイキングをするそうです。
グループはすでに決められています。
女3、男3の6人グループで、私は運よく友達と一緒のグループになることができました。
男性陣は結構キャラが濃そうなメンバーです。
一人は20代半ばの天然系の男性で、一人は30代半ばの見た目は地味系だけどみんなを引っ張るタイプで、もう一人は30代半ばのオタク系男性です。
とりあえず、みんなを引っ張る系の男性を『リーダー』と名付けました。
ハイキングのコースはグループで好きに決めて良かったので、みんなで話し合って決めました。
このハイキングですが、思ってた以上にキツかったです。
果てしない階段があったり、足場の悪い道があったり、結構サバイバルでした。
そんな中リーダーが率先して、「ここは危ないから気をつけて!」とかみんなに気を配っていて、「なんて良いヤツなんだ!」と友達と感動してました。
見た目が地味とか関係なく、そういう人は魅力的ですよね。
果てしない階段をひたすら登っている時は、みんなで「もうちょっと!がんばろう!」と励まし合って登りました。
婚活とは別の絆が生まれた気がします。
そして、コースを順調にめぐり、目的の銅像などを見て元の場所に戻りました。
純粋にハイキングとしてめちゃくちゃ楽しかったです!
その頃にはグループのメンバーとは仲良くなっていました。
このグループ分けもかなり重要ですね。
そしてまたバス移動して最後の目的地へ向かいます。
そのタイミングくらいで、第一印象カードの結果が配られました。
誰が自分に○をつけてくれたかわかるようになってます。
でも番号を見ても誰かわからないという…
最後の目的地はお土産も買える公園のような場所だった気がします。
そこで最後のフリータイム。
正直、「この中の人と付き合う」というのが想像できなかったため、最後のフリータイムは普通に友達とお土産を見たり公園を散歩したりしてました。
途中何人か話しかけてくれた男性とおしゃべりしながら時間終了までのんびりしてました。
終了後、最終的なマッチングカードのようなものを書いて提出しました。
誰とマッチングしたいか、第3希望くらいまで記入できます。
私は「今回は特にマッチングしたいと思う人がいないなぁ」と思ったため白紙で提出しました。
そしてバスで東京駅へ戻ります。
その頃には緊張もほぐれていたのでリラックスして隣の男性とおしゃべりしながら東京駅へ着きました。
東京駅に着いて、最後にカップル発表があります。
お互いが番号を書いていた人をカップルとして発表します。
その時は5組くらいのカップルが誕生してました。
カップルになった男女はそのまま2人でバスを降ります。
そのあと連絡先を交換したり、そのままデートしたりするのでしょう。
カップルになった人たちはとても幸せそうでした。
カップルが発表されるたび、みんなが拍手するので和やかなムードでした。
私は白紙で出したので当然呼ばれることもなく終了です。
残された人たちも解散します。
その後は友達と飲み屋で反省会をして、それが一番盛り上がりました。笑
思い返すと良い経験になったし、単純に小旅行として楽しかったです!
婚活バスツアーのメリット・デメリット
私が実際に婚活バスツアーに参加してみて感じたメリットとデメリットについてお話しします。
良かった点(メリット)
婚活バスツアーに実際参加して良かった点ですが、、
・純粋にバスツアーとして楽しい
・友達と参加できる
・沢山の人と喋る経験になる
・自然と仲良くなれる
出会うことはできなかったですが、バスツアーを純粋に楽しむことができました。
あと、大勢の人と話せるので良い経験になったと思います。
『話すのが苦手』という人でも、一緒に山登りとかしてたら自然と仲良くなれるし、何かを一緒に体験するということが婚活バスツアーの良いところだなぁと感じました。
普通の婚活パーティーでは見られない素の部分が見えやすいというか。
婚活パーティーよりは相手のことを深く知れると思います。
微妙だと思った点(デメリット)
微妙だと思った点は、
・「いいな」と思う人がいない場合ただの小旅行になる
・人数が多すぎて覚えきれない
・移動中のバスの座席とかグループ分けとか運の要素が強い
こんな感じです。
とにかく人数が多かったので、一人一人のことをあんまり知ることができなかったです。
それでどんどん旅が進んでいって気づいたら終わってたという・・・
あと、もし「いいな」と思う人が居たとしても、その人と同じグループになったり移動中のバスで隣の席になれるとは限らないので、運の要素も強いと感じました。
同じグループになれなかったらフリータイムの時に頑張るしかないですね。
でも逆に、もし同じグループになれたらラッキーです。
一緒に行動できて色んな一面を見ることができるし、沢山話す機会があるので自然と仲良くなれると思います。
その辺りは運任せとしか言いようがないですね。
婚活バスツアーの攻略法
私が婚活バスツアーに参加してみて「もし次行くならここに気を付けよう!」と思った点を共有します。
人数が多すぎないツアーを選ぶ
私が参加したのは20対20人だったのですが、5分づつの自己紹介だけで1時間半以上かかるため、正直それだけで疲れてしまいます。
人数が多すぎると、どの人と気が合いそうなのか判断するのも難しいし。
なので10対10とか、多くても15対15人くらいがやりやすいと思います。
特に初心者は人数少なめが良いかも。
軽くパニックになるので…
グループ分けがないツアーを選ぶ
グループ行動に関しては良い面もあるのですが、運の要素が強すぎるので成功率を上げるなら選ばない方が良いかもしれません。
単純に男性慣れしたいとか、グループで仲良くなりたいという人はグループ行動のあるツアーはおすすめですが。
グループ行動は少人数なので仲良くなりやすい反面、そのグループに気になる人が居なければただ観光になっていまします。
人数が多すぎず、グループ行動もないツアーが一番無難じゃないかなと思います。
全員を把握しやすいし、気になる人がいれば話しかけやすいので。
最初の自己紹介である程度ターゲットを絞る
これは超重要だと思います。
私は初心者だったので、「とにかく全員を覚えなきゃ!」と必死にメモを取ったりしてましたが間違いでした。
全員を覚える必要はない!!
最初の全員との自己紹介で、ある程度ターゲットを絞り込むことが重要です。
第一印象で「絶対この人はない」と思った人に関してはメモはとらず、覚える必要もありません。
そして、第一印象で「この人良いかも!」と思った人の番号は必ずメモして覚えておきましょう。
プラス、その人の外見の特徴とか趣味とかもメモしておくと良いです。
(後で話しかけやすくなるので)
でも、自己紹介していって「この人良いかも!」と思う人が1人もいない可能性もありますよね。
なので「この人良いかも!」とまでは思わないけど、「絶対この人はない」とも言えないゾーンの人も軽くメモしておくことをおすすめします。
後から何番がどの人かわからなくなってしまうので、外見の特徴は最低限メモしましょう。
第一印象で大体ふるいにかけておけば後が楽です!
自己紹介カードには男性が食いつきやすい内容を盛り込む
大体の婚活では自己紹介をすると思うんですけど、そこで男性が食いつきやすい内容を盛り込むと良いと思います。
会話が弾みやすくなるし、印象に残って覚えてもらえやすくなります。
人は自分と共通点があるほど好意を抱きやすくなるので、多くの男性が好みそうな趣味などを書いておくと効果的です。
例えば、
・スポーツ観戦
・キャンプ
・登山
・美味しいものを食べること
・旅行
・漫画や映画を見ること
・ゲーム
などが間違いないですね。
自分が興味のないことは書かない方が良いですが、『そんなに詳しくないけど好き』というものがあれば全て書いておきましょう。
もし書いた趣味の中で相手と共通点があればそこから会話が盛り上がったり、一気に距離を縮めることができます。
ただし注意点としては、パチンコや競馬などマイナスな印象になるものは書かないこと。
上記の趣味に加えて、料理やお菓子作り、裁縫など、家庭的な趣味も付け加えるとさらに良いです。
あとは、好きな食べ物という欄があったら、
・カレー
・ラーメン
・焼肉
あたりを書いておくと、多くの男性も好きな食べ物なので「カレー俺も好き!」など、会話が弾みます。(ただし嘘のない範囲で書きましょう)
その後の会話の流れが決まるので、自己紹介カードを戦略的に記入することはかなり重要です!
「いいな」と思う人が居たら積極的に行動する
自己紹介の時に「いいな」と思う人が居たらメモを取っておいて、フリータイムなどの時間にこちらから積極的に話しかけましょう。
みんなで歩いて移動する時もさりげなく隣を歩いたり、「この子俺のこと気に入ってくれてるかも?」と思わせることが大切です。
婚活で女性から好意を抱かれて嫌な男性は居ません。
むしろめちゃくちゃ嬉しいはずです。
男性から来るのを待たずに自分から積極的にアピールしていきましょう!
まとめ
今回は私が参加した、最初で最後の婚活バスツアーの体験談をご紹介しました。
今はコロナとかもあるのでやり方は変わっていると思いますが、婚活パーティーや婚活バスツアーの攻略法は変わりません。
とにかく最初の自己紹介の時にある程度ターゲットを絞ることと、自己紹介カードに男性が食いつきそうな内容を書くこと、「いいな」と思う人がいたら自分から積極的にアピールすることが重要です。
婚活バスツアーは色々な体験を一緒にすることで仲良くなりやすいので、恋愛経験が少ない方にもおすすめです♪
ぜひ勇気を出して参加してみてください!
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